ムシロガイ 砂泥の中であまり動かない巻貝ですが、死んだ魚やカニなどの匂いを嗅ぎつけると砂から出て来てそれらを食べます。魚のトラップを仕掛けると偶に観察できる種類です。アラムシロガイとは棲み分けて暮らしています。兵庫区産 ( データ : subtidal 砂泥 ...
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ヒメムシロガイ 魚やカニなどの腐肉を餌に暮らしています。
ヒメムシロガイ 表面には還元鉄が付いています。顆粒状の彫刻が荒いので別種かも知れません。兵庫では少ない種類です。( データ : 潮間帯下部 岩の下や隙間に生息 殻高約9mm 兵庫区産 ) ...
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ナミマガシワガイ ミネラル塩が多いため巨大化しました。♪
この海域は海水が濁るほどミネラル塩や植物プランクトンが豊富です。よってプランクトンを餌とする二枚貝類も良く育ちます。このナミマガシワガイは殻幅が75㎜にも達する分厚く重い個体です。最大個体は特に別種のように見えます。上の写真は穴の開いた右殻。下の写真は左殻 ...
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シロスソカケガイ 純白の小さな笠貝。神戸では稀です。
シロスソカケガイ 大きな石の裏に付いています。 珪藻食性の原始的な笠型の貝です。右は洗浄後の綺麗な個体です。 兵庫区産 ( データ : subtidal 岩の裏に付着 長径約9.5mm ) ...
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マガキ ほんのりサクラ色をした綺麗な左殻です。
マガキの左殻 サクラ色の個体は初めて見ました。 キクザルガイ類のような綺麗な色をしています。 ヒレも良く残っています。 兵庫区産 ( データ 潮間帯 岩の表面に付着 殻幅約53mm ) ...
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ヒラコケムシ sp. マット状に広がる苔虫動物の一種です。
ヒラコケムシ sp. チゴケムシに近い種類で、時として群体になります。粒1個が1匹として数えられます。種類の判定には顕微鏡カメラが必要です。 兵庫区産 ( データ : 潮間帯下部 岩の隙間に付着 幅約13mm ) ...
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不思議な巻貝 マガキに付いていました。取れたてです。
アカニシの幼貝です。 変わった形をしていますので未知の外来種のように見えます。肉食性の巻貝で、フジツボやマガキを襲って食べています。大きな個体はやや深場に棲むため、なかなか見つかりませんが、稚貝や小型の個体はイボニシなどに混じって潮間帯で暮らしています。 ...
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クチバガイ ミネラル豊富で大きく育ちました♪
クチバガイ 兵庫の海は栄養塩が豊富なためプランクトンも多く、二枚貝が時として大型化します。 このクチバガイは殻幅が39㎜にも達する重厚な大型個体です。 ( データ : 小規模干潟 潮間帯 殻幅約39mm 兵庫区産 右・大きさ比較用1円玉 ) ...
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ウズマキゴカイ sp. 右巻きの稀有な種類です。何ともフラクタルな世界です。
ウズマキゴカイ sp. 個々が立体的に重なり合うほど密生することもあります。 ウズマキゴカイ礁??を造っています。 兵庫区産 (データ 潮間帯 岩や牡蠣の表面に着生 殻径約2mm) ...
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アオカリガネエガイ 生態時は海苔のような殻皮があります。
アオカリガネエガイ 幼貝は後方の表面がデコボコとしています (※因みにこの個体は幼貝です)。 フィルム状の足糸で岩に付着して暮らしています。カリガネエガイより希少 兵庫区産( データ : 潮間帯下部 岩の裏に生息 体長約13mm ) ...
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シマメノウフネガイ オスメスのペアです。
シマメノウフネガイ メスの上はオス個体で、メスはオス背負って一生を暮らします。このメス個体はイボニシにピッタリと付着しています。殻の先端は鷲の嘴のような形をしています(写真3番目) これでも右巻きの巻貝の仲間です。 兵庫区産 ( データ : 潮間帯 岩や ...
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イソガニ マダラ模様のカラフルな蟹です。
イソガニ 甲羅はどの個体もほぼ決まった模様をしています。脚は薄紅とクリーム色の斑です。ハサミの間に毛は無く、楕円形の弱い膨らみがあります(写真3番目) 兵庫区産 (データ 潮間帯 岩の裏や隙間 甲幅約20mm) ...
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フジツボ sp. 岩と同化、擬態しています。
フジツボ sp. 岩の上に着生。雪の結晶のような複雑な形をしています。 兵庫区産 ( データ : 潮間帯上部 殻径 約5mm ) ...
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ウネナシトマヤガイ 放射彩模様が綺麗に入った個体。
ウネナシトマヤガイ 洗うと綺麗になりました♫ イボニシ君によって穴が開けられています。 兵庫区産 ( データ : 潮間帯下部 岩の下 殻幅約20mm ) ...
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ヒメコザラ A型 岩の表面の藻類を食べて暮らしています。
ヒメコザラ 小型で薄い笠貝です。 約1年でおとなになります。 兵庫区産 ( データ : 河口域~海岸の潮間帯 石や岩の表面に付着。 殻径 左 約12mm、 右 約9mm ) ...
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ヨーロッパフジツボ 1952年に日本で初めて発見された外来種です。
ヨーロッパフジツボ 生態時は薄い殻皮を被っています。 兵庫区産 ( データ : 潮間帯 石や岩の上に付着 殻径約16mm ) ...
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エボシガイ 二枚貝に見えますが、なんとケンミジンコなどに近い仲間です。
エボシガイ カルエボシに似ていますが表面がツルツルピカピカ光沢のある種類です。 中央には謎の薄緑色の点々模様があります。 兵庫区産 ( データ : 沖のロープに着生 希少種 殻長約17mm ) ...
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イシマキガイ 冬の季節は海水のあたる河口の海岸まで下ってきます。
イシマキガイ 岩の表面の珪藻などを食べています。 模様や色など個体によってさまざまです。兵庫では塩分のある所でも平気で暮らしています。 ( データ : 河口域~海岸の潮間帯 石や岩などに付着 殻高約13mm 兵庫区産 ) ...
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アシナガゴカイ 刺激すると威嚇されることもあります。
アシナガゴカイ ムカデより多い脚を持っています。 水中を器用に歩き廻ります。 靴は何足必要かしら??写真上から順番に、 歩いているようす、 沢山ある長い脚、 威嚇時の頭部のようす、 結構長い胴体※ 靴の数 (答) 体節数 100~130なので 100足として靴は20 ...
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コウロエンカワヒバリガイ 褐色の艶がある二枚貝です。
コウロエンカワヒバリガイ 1981年にここから約10㎞離れた香枦園浜の標本を基に和名が付けられた外来種です。 岩の隙間などに足糸で付着しています。 兵庫区産 ( データ : 潮間帯 殻長 約23mm ) ...
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ハバヒロコツブムシ 可愛い顔をしています。
ハバヒロコツブムシ君 岩の裏などに地味に生息する。 見つかっても逃げることなくジット死んだふりをして、敵が去るのを待ちます。 写真上から順番に、全身上下、 丸まった時の姿、 つぶらなお目め( キュートです♪ )、 控えめな尻尾 兵庫区産 ( データ : 潮間 ...
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イボニシ B型 内湾に生息する白系の個体です。
イボニシに見えないような風貌です。 このタイプは200個に1個ぐらいの割合で生息しています。白っぽいマガキを襲って食べています。 兵庫区産 ( データ : 潮間帯 岩の隙間や牡蠣礁 殻高約26mm ) ...
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ケフサイソガニ 岩の隙間に生息しています。
ケフサイソガニ 甲羅は角張った個体から角の丸い台形のものまで様々です。 兵庫区産 (データ 潮間帯 岩の隙間 甲幅約10mm) ...
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マガキの生態 シャコガイのような形の個体。 海水を浄化しています。
マガキ 多い場所では密集して牡蠣礁をつくります。 おいしそうです。 兵庫区産 ( データ : 潮間帯 殻幅約40mm ) ...
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アラレタマキビ 海水を嫌う海の巻貝です。 護岸堤防などに着生。
アラレタマキビ この場所は外敵が少ないため多産しています。 兵庫区産 ( データ : 飛沫帯~飛沫帯上部 殻高約8mm ) ...
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タテジマイソギンチャク 深緑色に濁ったオレンジ色の縦縞が入っています。
タテジマイソギンチャク 牡蠣の上に付いた個体です。 下はポリプを伸ばした活動状態。 兵庫区産 ( データ : 潮間帯 岩や牡蠣の上に着生 体長約15mm ) ...
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イワフジツボ 護岸堤防などに付着。ほんのり桃色をしています。
イワフジツボ 場所により多産する。 兵庫区産 ( データ : 潮間帯上部~飛沫帯 殻径約9mm ) ...
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イソクズガニ 磯屑の付いていない綺麗な個体です。
イソクズガニ 岩の隙間に生息していますが少ない種類です。 兵庫区産 (データ : 潮間帯下部 岩の隙間 体長約24mm) ...
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カギメリタヨコエビ 触角はやや短い
カギメリタヨコエビ 牡蠣や岩の隙間に生息する。口部はオレンジ色。 兵庫区産 ( データ : 潮間帯 岩の隙間 体長約9mm ) ...
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クロマキアゲエビス 珍しい赤色の個体です。
クロマキアゲエビス 神戸では大変珍しい種類です。 普通は真っ黒の貝なので、この個体はアカマキアゲエビス?? 兵庫区産 ( データ : 潮間帯下部 岩の隙間 殻径約14.3mm ) ...
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